大学なのに、毎年、保護者の面談がある

子どもが通っている私立大学には、毎年、親が希望すれば子どもの担当教授と二者面談ができます。

え?大学なのに保護者の面談があるのって感じですが、入学前から保護者面談と就職のサポート体制が手厚いことは知っていました。

大学の子どもに対して、親がかりなんて、過保護過ぎるかもー、と思っていましたが、いざ、大学生活が始まってみると、発達障害を抱える子どもを持つ親としては、大変ありがたいサポートでした。

なぜかというと、発達障害を持つ子どもは、私が想定しないような悩みやトラブルが発生し、どうかすると、その時の感情で、すぐ大学やバイトをやめてしまいそうな時があり、大変心配したりヤキモキさせられました。

一年に一回のzoom面談ですが、子どもの性格や発達障害に伴う特性、心配事を直接担任の教授に伝えられるのは、とても良い事でした。

また、一年に一度なので、昨年の悩みや課題が一年たってどうなったのか、親目線と大学側から、振り返りをおこなうことができます。

現実として、数字であらわれる単位取得の進捗状況や、成績は、社会人として生きていけるかな?という試金石になります。

決められたルールに沿って自分で考え、分からないなら誰かに相談して、日々、スケジュールをたてて実行する。

親はいつまでも生きている訳ではありません。

子どもが自分で働いてお金を稼いで生きていけるようになる、まわりの人とうまくやりながら生活できる。

体をこわさないように、肉や魚だけでなく、野菜も食べる。

最低限の身だしなみを整えられる。

洗濯や料理、部屋の掃除や片付けなど、得意なものは良いですが、苦手なものはどう折り合いをつけるのか、お金で解決するのか、ネットでハウツーを調べるのか

課題とバイトと自動車学校をこなしながら、詰め込み過ぎてないかしら?と心配ですが、誰かに頼りつつ、無理をせずにやっていく。

高校時代は、睡眠時間3時間しか寝ずに5日間勉強を続けたかと思うと、体をこわして月曜日から3日休む。

夜中の3時過ぎても、勉強して、もう寝たら?体を壊すよ。と言っても大丈夫!と言って聞き入れない。

数学などは一生懸命やっているのに時間ばかりかかって課題が終わらない、でも本人は真面目で終わらせなくてはいけないとこだわる…

高校時代は、非常にエキセントリックで破滅的な生活サイクルで心も体も病んでいたと思います。

子どもに対して、心配は心配ですが、いつまでも手をかけたりはしたくないし、ヘリコプターペアレントにもなりたくない。精神的にも経済的にも子どもが自分で自立するにはどうしたら良いか。

やってみて、やらせてみて、褒めてやる、うまくいくものもあれば反発で終わるものもある。日々模索中です。

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