母としての株が爆上がりした話

わたしは、洗濯は大好き。週末はお布団を干して枕カバー、キッチンで使うタオル、シーツ、トイレのカバー、お風呂のマットなども洗濯します。お日様にあたって洗濯物が乾くととても気持ちが良いです。それに反して料理は苦手、出来ればやりたくない。

そんな料理嫌いなわたしが珍しく日曜日に中華スープを鍋一杯に作り、キウイやグレープフルーツをカットしてジップロックに入れてもう食べるだけの状態にして、子どもにLINE。

「今日は、肉味噌とサバ味噌カツと中華スープがあります」

すると、

「ありがとう」

「帰りたいけど」

「先輩たちの作品がおわらないので」

「帰れない」

「あらー、先輩の手伝いしていいなら

手伝ってもいいんじゃない。バイクで行ってたよね?あんまり、無理せんようにね。みんな、ご飯食べたの?」

「そそ」

「たべとらんとたい」この時点で21:19だから、昼12時に食べたとしたら、もう9時間過ぎてる…

「えー」「何人残ってるの?」

「全員おるよ」「12人」

「お母さんの作った

中華スープ、大量にあるから

食べるかな?」

「エビ入り」

「M先生は疲れすぎて」

「腰やってしまったって」

「あらー、それは、いかん」

「M先生、中華スープ食べたいって」

「分かった。正面玄関に着いたら連絡するね」

炊飯器の中のご飯をみると一合しかなさげ。小さなチビおにぎりにして、途中で、キットカットと蒟蒻畑のグレープ味を大袋で買って、さっきのフルーツのジップロック、トマトのくし形に切ったやつに、キューピーの和風ドレッシングをドバドバかけてジップロックに入れて、割り箸と深めの紙皿と緑茶1.5リットルのペットボトル1本買って、中華スープは熱々に沸騰させて持って行きました。

正面玄関にたどり着いて、私も降りようとすると、子どもが、「なんでお母さんも降りようとするの?お鍋だけちょうだい」と言います。「え?荷物たくさんあるから、お母さんも持って行くよ。」と言うと「恥ずかしいから来ないで、」だそうで。えーっと、ものだけいるんかい。と思いつつ母だけ帰宅。

夜中の0時を過ぎても帰って来ない。

「玄関は開けておきます。

ぼちぼちで帰っておいで

ふらふらで運転したら事故るので、朝から帰っておいで。」とLINE。

1:38に「あいー」と返事あり。

後日談として、中華スープは大評判だった様子。スープがあったかいよぅ。緑茶が冷えてるよぅ。とみんな感激したらしい。どうも、わたしは子ども想いで料理上手なお母さんと株が爆上がりしたらしい。M先生はチョコ好きでキットカットを喜んで食べたそうで良かった!

子ども達がお腹を空かせていると思うと不憫になるよねー。

日本育ちの中国人の先輩(日本語しかしゃべれないんだって)は、この中華スープ美味しいね〜どこの?って聞いてきたから、味覇(ウェイパー)だよ、と子どもが答えたらしい。

そうです、うちの中華スープはウェイパーですよ!

きっと、きつい。つらい。おなかすいた。の極限状態だったから、めちゃくちゃ美味しかったんじゃあないかなー。と思うわたし。

なんにせよ、みんなのピンチに運良く大量に中華スープを作っていて良かったです。残り3センチしか,残らずしっかりみんなおかわりしたそうです。良かったね!

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