子どもが2〜3才の頃、ほかの子どもたちは、たいてい、1〜2色のクレヨンだけで絵が完成していました。しかし、我が子は、クレヨン12色のうち8色ほども使って色とりどりのカラフルな絵を描いていました。
また、3歳の頃、虹を見て涙を流したりしていました。そういったことが度重なり、うちの子は、感受性が豊かなのかもしれない、と親バカに思いました。
幸いなことに、わたしが住んでいる市の美術館は、中学生までは、観覧料が無料のため、時々展覧会に連れて行っていました。
住んでいる市は、他の複数の市とも連携していたので、他県に遊びに行った際も、子どもは無料で展覧会を見ることが出来ました。感謝!
また、体験学習に重きをおいていたので、各地で開催されている、面白そうなイベントに参加することも多かったです。
シングルマザーの節約術の中には、将来に備えて、ひとり親に支給される手当をすべて貯金するという考え方があります。
わたしは、それは、ひとつの良い方法だと思います。
ただ、感受性の向上、情緒を育むためには、幼い頃の体験が必要です。
まだ心が柔軟な時期に、それらの体験が少なくなってしまうことは、機会損失につながる、と考えました。
そのため、手当のお金は、イベントの体験料金、世界遺産 屋久島への旅行などに使い、大学の入学金は、学資保険をあてました。
ひいおばあちゃんが最初の月だけ、お金を払って来て勝手に?郵便局でワタシの名前で契約してきて、当時は、えーっ、と面食らいました。本人がいないのに私の名前で契約が成立するって、当時の郵便局って融通がきくというか、大雑把だわーと思いました。私は育児雑誌を見ていて、ゆうちょとソニーの学資保険、どちらにしようか検討中だったので、ちょっと困惑したことを覚えています。さて、そんなこんなの学資保険は、月額5,000円の掛け金で満期で100万円になりました。このお金は、入学金、同窓会の4年分の一括支払い、前期の学費支払いに大いに役立ちました。ひいおばあちゃん、ありがとうございます。
さて、話を戻して、幼い頃の情操教育が功を奏したのか、現在では、芸術学部のデザイン学科に通っています。
コメント