人のためなら頑張れる

私は他の人の世話をするのが好きみたい。

小学校の時の通知表には、自分のことができていないのに、他の子どもの世話をしています。と担任の先生から書いてありました。

ちょっとそれについては反省して、まず自分のことをやってから、まだ出来ておらず困っている人がいれば手伝っています。

困っている人がいたら、ほっとけない性格みたいです。

このほっとけない性格、おせっかいとも言いますが、本日、痛感した出来事がありました。

友達が病院にお見舞いに来たい。◯◯駅から◯◯駅で降りたら病院は近いかどうか、聞いてきました。その◯◯駅から病院までは、バスで3つ分くらいはあるよ、と返事をしておきました。

友達というのは、前の記事に書いたMさんで、Mさん夫婦は2人とも全盲で、お見舞いに一緒についてくる子どもは、まだ小学生です。

初めてその駅に降り立つでしょうに、心配です。迷わずにちゃんと来れるでしょうか。

階段を息切れせずにのぼれるようになったことだし、歩けるところまで行ってみようと看護師さんに散歩に出かけてくる旨、一言伝えてから、出かけました。

いつものファミレスのポストのところを過ぎて、まだ歩けそうです。一生懸命歩いていたら、遠くに駅舎が見えました。おーっとやる気が出て来ました。

駅に着いて、改札口を探しました。ひとつしかありません。念の為、駅員さんに、JR◯◯駅から、ここの◯◯駅で降りたら、改札口は、ここですか?と聞きましたら、そうですよ。とのこと。

さて、目が見えない夫婦は、声は聞こえる。お子さんが目が見えるなら、と、改札口を出て、横断歩道を渡って反対側に渡り、バスの停留所までの動画をわたしの目線で撮影することにしました。

動画の最後のあたりでバスの停留所の名前を読み上げます。お見舞いに来る日は、日曜日だったので、日曜日の時刻表も動画で撮影しながら読み上げて撮影終了。

4分の動画が出来上がりました。早速、LINEにアップして、念の為、時刻表も、LINEに書いておきました。

すると、友達の返事が

「なんてこったい」

「わざわざ駅まで行ってくれたの、申し訳ない」

「バスに乗ったの?信号待ち、立っていられたの?」わたしは、「うん、立っていられた。寝込んだりするけど立てるようになって、ずいぶん歩けるようになりました。」と返事を返しました。すると、またEさんが「まだ◯◯駅からJRで行くかもわからないのに。病院の場所を聞きたかっただけなのに。ごめん。ありがとう。」この返事を読んで、わたしは、あらー。となりました。

困ってるかも〜と思って入院中の体力がないくせに、そんなこと、すっかり忘れて、歩いてバス停を調べたり動画をとったり、つくづくお人好しというか、自分で言うのもなんだけど、心の奥底から優しいやつめ。

小学2年生から、性格は変わっていないようです。自分の体調も整っていないのに他の人の心配をしている。。。先生、先生の言う通り、今もそうです。ごめんなさい。成長していません。汗

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